コロロ発達療育センター書籍・教材オンラインショップ

生活動作を身につける3〈食事〉 の記事をご紹介します

こちらの記事では、食べ方のこだわり、水のがぶ飲み、食べこぼしなど、食事に関する困りごとにはさまざまなケースを取り上げています。
そのうちのひとつ「早食い」についての対応法です。


レストランなどで落ち着いて食べることができず、家族で一緒に楽しく食事の時間を過ごすことができません、というご相談をよくいただきます。

どうしたら落ち着いて食事ができるようになるのか、事例をあげながら、お話ししましょう。

早食い

小学2年のKくんは食べるのがとても速く、5分もかからずに食べ終えてしまいます。

そのあとじっと座って待つことができず、レストランの中を歩き回ってしまいます。

このような場合、食べ終わったあと待たせることよりも、もう少しゆっくり食べることを練習するのが先決です。

自分で食べると、箸でご飯を掻き込んで飲み込み、おかずも次々に掻き込む、というようにどんどんスピードアップして、止められなくなります。

ですから、最初はお母さんが箸で適量を口に運び、噛んで飲み込んだら、
一呼吸おいてから次の一口を口に運ぶ、というように食べるリズムを作ってあげましょう。

リズムが整ってきたら、自分で箸を持たせますが、一口食べたら箸はいったんテーブルに置いて、手は膝にするよう指示します。

そして、口の中のものがなくなってから、次の一口を食べるように促すとよいでしょう。

食べ物が目の前にあると次々に手が出てしまう場合は、大皿はお母さんの手元に置いておき、小皿によそって出すようにすると、一口ずつ食べることが伝わりやすくなります。

また、早食いをする子どもは、ほとんど噛まないことが多いので、食べ物を口に入れたら、
しっかり噛んで(咀噂)、飲み込む(下)ことがリズムよく繰り返されるように教えなくてはなりません。

そのためには、野菜スティックや固いパンのように、噛むことが伝わりやすい食材で練習しましょう。

ご飯は柔らかいため丸飲み込みしやすい食べ物ですが、ゴボウの入った炊き込みご飯や、パリパリののりをまいたご飯だと噛める子もいます。

食べるときは舌の先ではなく左右の端や奥歯の上に置くと、噛む動きが出やすくなります。

頬を軽くとんとんと刺したり、「もぐもぐ」「10回噛む」などと声かけしたり、噛む動きを促します。

そうして、ゆっくり食べることができたら、自分が食べ終わったあと、家族が食べ終わるのを待つことも、少しずつ練習しましょう。





キャンペーンページ【特集】食事 も併せてご覧ください。
食事に関する書籍をご案内しています。



この記事をご紹介したのは…




コロロ発達療育センターはコロロメソッドを実践する療育機関です。

1983 年創立。自閉症、広汎性発達障がいなどの診断を受けた子どもや、
集団に適応できないなどの問題を抱える子どものための指導方法を研究・実践する療育機関で、
現在各地の教室で多くの子どもが療育を受けています。
コミュニケーションがとりづらい、問題行動やこだわり・パニックが頻発して家庭療育がままならないなど、
さまざまな問題に対し、独自の療育システム(コロロメソッド)による具体的な対応法・療育方法を提示し、家庭療育プログラムを組みます。
幼稚園や学校に通いながら、ほかの療法とも併せてプログラムを実践することができます。

コロロ学舎はコロロメソッドを実践する成人入所施設・放課後等デイサービス事業等を運営しています。

コロロメソッドとは
コロロでは「子どもの持っている力を最大限に伸ばし、社会の中で生きる力をつけていくこと」を目指して幼児から成人までの療育を行っています。
コロロメソッドとは、40年に渡る療育の実践の中で得た知見から体系づけられた「ことばが増える・伝わる・問題行動が減る」療育プログラムです。

詳しくは、ホームページをご覧ください。

コロロ発達療育センター
コロロ学舎


関連コンテンツ