学習態勢が大事です
コロロの教室ではわかりやすい集団の中で、よい学習態勢がとれるようになります。
教室でとれるようになった学習態勢を、ご家庭でもできるように会員の方にお伝えしています。
まずは、ストロー入れ・おはじき入れ・ひも通しなど、簡単な手作業教材を使って次のことをねらって取り組んでいきましょう。
これらの教材を組み合わせて着席時間を伸ばしていきます。
左から時計回りに、おはじき入れ、ストロー入れ、洗濯ばさみ、フェルト通し
どれも100均でそろえられますので、ぜひ取り組んでみましょう。
《学習態勢づくりのねらい》
✔ 簡単な課題、手作業を続けてする事ができる
✔ 人から出されたものに取り組む事が大切(ユアペースの獲得)
✔ 10~30分間、着席し続ける
✔ 目と手を正しく使い続ける
取り組む前に、次のことを確認しておきましょう。
《学習態勢づくりのための環境設定》
・集中できる環境づくり
おもちゃやテレビなど、気になるものが目に入らない場所で取り組みましょう。
・時間設定
集中が続く時間を見極め、途切れる前に次の課題へ切り替える事がポイントです。
・試行間反応の抑制(課題と課題の間の常同行動や感覚遊びを起こさないようにすること)
課題と課題の合間に途切れる事がないよう、テンポよく課題を提示することで集中し続けられるよう促しましょう。
・行動リズムの調整
歩行など、身体をしっかり動かした後に取り組むことで集中しやすくなります。
シール貼りも学習態勢づくりによく使います。